特にヤバいDV夫・モラハラ夫って?

過去の私
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 DV夫とかモラハラ夫とかって、基本的にヤバいけど、中でも危険なタイプって?

今の私
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 絶対に(良い方向へは)変わらないヤツ。

 本から引用するね。

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DV夫の中のDV夫

 このサイトでは、DV夫・モラハラ夫は変わるのか、またどういう人が変わりやすいのか、論じてきました。この記事では、絶対に良い方向へは変わることのない「DV夫の中のDV夫」について取り上げます。そういうタイプこそ危険な可能性があると、専門家は述べています。

 それでは、本から引用します。

 まずは『DVにさらされる子どもたち――加害者としての親が家族機能に及ぼす影響』(レビュー)から。

 DVの加害者像として誤ったイメージが広がっていることを論じたセクションにて、「加害者のなかには、精神疾患が見受けられる者はほとんどいない」としています。ただし例外あり。以下をご確認ください。

 特殊な例として扱わなければならないのは、反社会性人格障害(精神病質人格または社会病質人格ともいう)のケースである。この障害は、社会的良心が欠如しているために操作的で搾取的な行動をとり、暴力や脅し、違法行為を常習的に犯す傾向を示す。(略)反社会性人格障害は危険性が高く非常に治療がむずかしいため、この障害と虐待の前歴を両方もつ者は、パートナーや元のパートナー、子どもにとって重大な危険となる恐れがある。

33ページ

 続いて、ルポ『夫が怖くてたまらない』(レビュー)から引用します。

 ドメスティック・バイオレンスのカップルについて科学的な研究を続けてきたアメリカの心理学者、ジェイコブソン氏とゴッドマン氏は、共著『夫が妻に暴力をふるうとき』(邦題)で、加害者を冷血な「コブラ」タイプと気が小さい「闘犬」タイプに分けて論じている。
 なかなか興味深いので、内容をかいつまんで紹介しよう。
 悲惨な環境に育ち、反社会的で自分以外の人に対する思いやりの情に欠けた「コブラ」は、衝動的、快楽的に暴力に走る。
 “獲物”に集中するため、殴っている最中に心拍数が下がるのはこのタイプで、こういう男性には、どんな更生プログラムも意味を持たないと両氏は言う。
 一方、感情の起伏が激しい「闘犬」は、パートナーの女性に精神的に依存している。
 彼女に捨てられることを何よりも恐れているので、危険なストーカーになりやすいが、心の底では自分の暴力性をなんとかしたいと思っている。「闘犬」なら更生も可能かもしれないというわけだ。

 両方の本に共通するワードとして、反社会性・反社会的、良心の欠如・思いやりの情に欠ける、という記載が見つかるでしょうか。

 夫・パートナーに関してピンとくるものがありましたら、ぜひ次のセクションもご覧ください

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夫がヤバいタイプだったら

 もしもウチの夫がヤバいタイプのDV夫・モラ夫だったら、どうしたらいいか?

 世間やネット民はよく「逃げろ」と言いますが、そんなに簡単にできることではありません。以下、参考記事です。

 しかし、特に手とか足とかが出るタイプの夫だったら、自分や子供の身の安全のために、緊急避難する準備はしておいたほうがよいでしょう。以下の記事で、その準備について取り上げています。

 また「すぐはムリでも、長期的には離婚もアリかも」と思うなら、離婚を有利に進めるために、今できることがあります。次の記事では、2つ挙げています。

 情報収集をしたいなら、『良心をもたない人たち』とその続編の『良心をもたない人たちへの対処法』をお勧めします。

 人間が持っている良心という自制機能を持たないため、ためらいなくDV・モラハラができちゃう人を扱っています。

 これら本における、そうした人の呼称は「サイコパス」あるいは「ソシオパス」。といっても、事件報道や映画に出てくるような派手なタイプではありません。そちらは少数派だそうで、身近に潜んでいるサイコパスを取り上げています。

 いずれもレビュー(書評)を掲載していますので、よろしかったら表中のリンクからご確認ください

表紙
良心をもたない人たち

2006年発行(単行本初版)

[Amazon] [楽天] [レビュー]
良心をもたない人たちへの対処法

2020年発行

[Amazon] [楽天] [レビュー]
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まとめ

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プロフィール

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 ある日、私は2人の子供を連れて、モラ夫から逃げて別居しました。私自身と子供を守るためです。

 私は年間100冊程度の本を読んでいます。好きなジャンルはファンタジーですが、多読しているのは実用書です。

 このサイトを訪れた方が、少しでも生活を改善したり、気持ちを前向きにしたりする情報を得られたら幸いです。

望木 幸恵

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