モラハラ・DVの本でどれがおすすめ? ⇒ 厳選3作【2020年】

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 モラハラ本がいろいろあって、どれを読めばいいか分からない。結局、どれが一番いいの?

今の私
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 私が良いと思った本を紹介するね。タイプの違う本を3冊組み合わせているよ。1冊だけ読むなら、最初に挙げる本がおすすめ!

 最新の内容の記事は、以下をご覧ください。

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厳選3作

 一口に「ドメスティック・バイオレンス(DV)」「モラル・ハラスメント(モラハラ)」の本と言っても、本によってどういった領域(以下)をどの程度扱っているかには濃淡があります

  • 知識の提供(DVとは、加害者とは、被害者とは、…)
  • 対策の提示・解説(方針、対抗策、離婚)
  • 自分(被害者)のケア
  • 子供のケア
  • エピソード(精神科医など専門家による臨床例、被害者による体験談)

 この記事では、主な領域が重ならない本を3作選びました。いずれの本からも被害者の支援・救済の熱意が伝わってきます。また別居・離婚という解決方法にこだわっておらず、本人(被害者)の判断や意思を尊重する立場です。

 なお状況や考え方や次第で、他にピンとくる本があるかもしれません。以下の記事では関連の書籍を一覧表にまとめています。よろしかったらご覧ください。

知識と人生の方針を得られる本

 まずは『カウンセラーが語るモラルハラスメント』を挙げます。1冊だけ読むなら、この本が私のイチオシです。

 モラハラに気づいたときから、モラハラ環境を脱した後あるいはモラ夫・モラ妻と共存することを選んだ後のことまで触れています。モラハラ被害のどの段階にいる方でも役立つ知識が得られます。モラハラの基本情報(モラハラとは、など)の解説も分かりやすかったです。

 またモラハラに囚われすぎずに自分の人生を生きよというメッセージが繰り返し登場します。それが大切な理由も説かれています。この人生の方針に、私は救われました。

 DV家庭で育つ子供に関しても、1章分を割いて、影響などを解説しています。

 この本のレビューを公開しています。よろしかったら、合わせてご確認ください。

自分への攻撃を抑え込むための本

 2冊目は『「攻撃」がなくなる本』です。

 この本を読むと、モラ夫・モラ妻にどのように接したら自分への攻撃を減らせるか、が分かります。「あなたの態度が変われば、相手の態度も変わります」と著者は述べています。この着眼点が他の本と一線を画しています。

 発行されたのは比較的最近ですが(2019年)、すでに多くの人の支持を得て、売れ続けています。

 なおモラ夫・モラ妻の心根を変えるわけではありません。お子様などと同居されている方は、加害者が他の家族へ差し向ける影響を十分にご考察ください。

 詳細についてはレビューをご覧ください。

子供のケアに焦点を合わせた本

 前掲の『「攻撃」がなくなる本』には子供に関する記述は一切ありません。補完する意味で、最後に1冊まるごと子供をケアするための情報が詰め込まれた本を紹介します。『DV・虐待にさらされた子どものトラウマを癒す――お母さんと支援者のためのガイド』です。

 母親に頑張ることを推奨する本ではありません。むしろ、子供だけでなく母親の気持ちのケアにもつながります。

 タイトルのとおり、DV加害者をパートナーに持つ女性(母親)に向けて書かれています。被害男性向けの類書は見つかっていません。

 よろしかったらレビューもご覧ください。

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まとめ

おすすめの本
  • カウンセラーが語るモラルハラスメント――人生を自分の手に取りもどすためにできること
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  • 離れたくても離れられないあの人からの「攻撃」がなくなる本
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  • DV・虐待にさらされた子どものトラウマを癒す――お母さんと支援者のためのガイド
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プロフィール

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 ある日、私は2人の子供を連れて、モラ夫から逃げて別居しました。私自身と子供を守るためです。

 私は年間100冊程度の本を読んでいます。好きなジャンルはファンタジーですが、多読しているのは実用書です。

 このサイトを訪れた方が、少しでも生活を改善したり、気持ちを前向きにしたりする情報を得られたら幸いです。

望木 幸恵

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