離婚にまつわる本や調査書のレビューです。離婚調停や離婚裁判、面会交流、親権、婚姻費用、養育費などを取り上げます。

本『ウチのモラハラ旦那&義母、どーにかしてください!――闘う嫁のサバイバル術』のレビュー
★★★★★ 二世帯住宅で2人の娘 & モラハラ夫 & サイコパス義母 & 空気義父と暮らす著者のエッセイのレビューです。無職だった著者は仕事を始めたり、旦那や義母に言い返したり、闘ってサバイバルしながら、娘二人を連れて別居する計画を胸に秘める(ちょっと漏れている)。読むとスカっとする!

内閣府資料『男女共同参画白書 令和4年版』のレビュー――結婚、離婚、親権について私は考えた
★★★★☆ 内閣府が2022年(令和4年)6月に公開した『男女共同参画白書』のレビューです。この白書には、家族、結婚、離婚、親権、DV、虐待などについての客観的な調査データが掲載されています。

本『私、夫が嫌いです――モラ夫バスターが教える“なぜかツライ”関係から抜け出す方法』のレビュー
★★★★★ 弁護士によるモラハラ本のレビューです。モラハラを生む社会的背景(モラ文化)と夫・妻がそれを取り込む原理、子供への影響を論じています。さらに、離婚の進め方や結婚前にモラ夫を見破る方法を伝授。共感を得られ、問題の軽減にも役立ちます。

マンガ『モラニゲ――モラハラ夫から逃げた妻たち』のレビュー
★★★★☆ 妻がモラハラ夫と別居・離婚したエピソードの漫画エッセイ。7名分の7通りのストーリーがあります。専門家3名からのアドバイスも掲載。盛りだくさんの内容で気づきが得られます。

本『離婚後のトリセツ――図解イラスト&事例でよくわかる!』のレビュー
★★★★☆ 女性向けの離婚本のレビューです。離婚本の中でも、離婚成立後に役立つ情報が充実。元夫と後から交渉できることや、ひとり親への公的支援について分かります。マンガや図表がたっぷり。

法務省資料『未成年期に父母の離婚を経験した子の養育に関する実態についての調査・分析業務報告書』のレビュー――別居後の子供の思いは?
★★★★★ 子供の頃に両親が離婚した20代・30代の人々に対する意識調査のレビューです。別居の直前から成人に至るまでの気持ちや生活(監護、面会交流)について分かります。法務省が2021年3月に公開しました。

本『良心をもたない人たちへの対処法』のレビュー
★★★★★ ロングセラー『良心をもたない人たち』の続編(2020年12月 発行)のレビューです。家庭や職場にいる身近なサイコパス・ソシオパスから、自分を守るための情報を得られます。子供の親権争いなど、相手と関わらざるを得ない状況を前提としています。

本『おとめ六法』のレビュー
★★★★★ 学校・職場・家庭・社会で女性が巻き込まれがちなトラブルについて、法的な見解や対策を掲載した本のレビューです。2人の弁護士の共著。関係の深い条文、対策をしたい場合の手続き、事例などが分かります。学生、社会人、既婚女性、離婚後の女性などすべての「おとめ」に役立つ。

本『DVにさらされる子どもたち――加害者としての親が家族機能に及ぼす影響』のレビュー
★★★★★ DVに関連した離婚や支援に際し、司法関係者や支援関係者に対して、子供にとって適切に対処するための指針を提示する本のレビューです。離婚調停の当事者として読むと、親権や面会交流に関して理論武装できます。DV加害者や、DV家庭の子供についての解説も充実しています。

日弁連資料『弁護士白書』のレビュー――離婚調停で弁護士を付ける?
★★★★☆ 『弁護士白書』のレビューです。膨大な統計データの中から、離婚調停で代理人として弁護士が関与した割合を引用しています。

マンガ『夫を捨てたい。』のレビュー
★★★☆☆ 妻の視点でモラハラ夫(?)と子供たちとの生活を綴った漫画エッセイのレビューです。

絵本『パパ どこにいるの?――離婚のお話(パパとママが別れたとき……)』のレビュー
★★★★☆ 親の離婚後の生活にフォーカスを合わせた、子供向けの離婚本のレビューです。主人公の女の子は罪悪感や不安感、戸惑い、怒りを抱きながら、変化の多い生活を送っています。理想論ではない話がつづられていますが、最後はハッピーエンドです。幼児向け。