内閣府資料『男女共同参画白書 令和4年版』のレビュー――結婚、離婚、親権について私は考えた

おすすめポイント

★★★★☆

「家族」について客観的な情報を得られる。

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レビュー

資料の位置づけ・内容

男女共同参画白書』とは、ジェンダー平等に関する調査や施策について、内閣府 男女共同参画局が6月前後に発行している年次報告書です(以下、公式サイト)。

 内容は、前半は統計や調査を掲載。毎年、同じ条件で調査しているものは、推移を確認することも可能です。

 我がWebサイトの内容と関連するものだと、配偶者暴力なんかがあります。ご参考までに、調査結果の抜粋を引用します。詳細はリンクをタップ・クリックしてください。

 後半は政府のさまざまな施策について、前年度の実績と当該年度の計画を詳らかにしています。

感想・考察など

 とても全部は読み通せませんでしたが、興味を持っているトピックスはじっくりと読みました。「人生100年時代における結婚と家族~家族の姿の変化と課題にどう向き合うか~」と題した特集などが、そうした部分ですね。

 私は現在シングルマザーなのですが、元夫からの、子供との面会交流の働きかけに苦慮しています。やたらと「海外では共同親権がスタンダード」と言われるんですが……。

 そんな元夫に突き付けてやりたいデータを、件の特集の中に見つけました。「男女別に見た生活時間(週全体平均)(1日当たり、国際比較)」というものです。グラフを男女共同参画局のページから引用します。

 これを見ると、ヤツの言う「海外」では、男性はもっと家事や育児に参加しているんですよ。無償労働(家事・育児・介護など)に、日本では女性が男性の5.5倍の時間を費やしていますが、西洋の国々では2倍に満たないです(折れ線グラフの青の線)。

 元モラハラ夫には、育児参加してから親権を主張しろ、と言いたい。ちなみに私は、父子双方が互いに会いたいのであれば会えばいい、と思いますが、なんせ同居時の元夫(父親)の言動から子供が父親に怯えていて会いたがりません。

 こうした統計資料や調査資料は、客観的なデータを確認できるという点でとっても優れていますよね。こと「家族」に関しては誰しも情緒的になりやすいですし。また、ネット上で大きい声と、社会のスタンダードとのずれに気付いたこともありました。

 よろしかったら公式サイトから内容をご確認ください。

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まとめ

基本情報
  • タイトル:男女共同参画白書
  • 発行元:内閣府 男女共同参画局
  • 発行日:毎年6月前後

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プロフィール

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 ある日、私は2人の子供を連れて、モラ夫から逃げて別居しました。私自身と子供を守るためです。

 私は年間100冊程度の本を読んでいます。好きなジャンルはファンタジーですが、多読しているのは実用書です。

 このサイトを訪れた方が、少しでも生活を改善したり、気持ちを前向きにしたりする情報を得られたら幸いです。

望木 幸恵

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