
くっそモラハラ野郎を迎撃したい!

モラ夫と同じ土俵に立って真正面から正攻法で闘うのはうまくいかないよ。
おすすめの本を3冊紹介するね。
はじめに
相手のモラハラ攻撃を軽減したり、自分の意識を変えたりする本をご紹介します。いずれの本もモラ夫・モラ妻の性根・心根を変えることではなく、相手がモラハラ的な言動を行いにくくすることを目指しています。
なお攻撃側が夫、被害側が妻という概念に固定されていないので、モラ妻・メンヘラ妻を持つ男性の方でも読みやすいです。

いずれも実践して効果がありました。
しかしモラ夫の執着の矛先が、私から長女に移ってしまいました。父子の関係に注意を払っていれば、そんなことにならなかったと、今でも悔いています。
子供など同居家族がいる方は、自分から逸らしたモラハラの矛先が同居家族に向かないようご注意ください。
おすすめの3冊
大人気『「攻撃」がなくなる本』
「離婚しないモラハラ対策カウンセラー」を標榜するJoe氏が上梓したベストセラー『離れたくても離れられないあの人からの「攻撃」がなくなる本』を、1冊目に紹介します。
この本は、他の本とアプローチが違います。モラハラを止めるために、モラ夫・モラ妻の人間性や価値観を変えることを目指すのではなく、モラ夫・モラ妻が攻撃しにくくなるように自分の態度・言動を変えていきます(ただし、ゆっくりと)。モラ夫・モラ妻は誰彼かまわず攻撃しているわけではありませんよね。攻撃されないタイプの人間になりましょう。
さまざまな事情で別居・離婚できないこともありますし、いざ別居しようと決断しても実行まで間が空くケースが大半です。現在進行形でモラ夫・モラ妻のモラモラ攻撃を受けているすべての方にお勧めします。
この本のレビューを行っています。ぜひご確認ください。
心理面からのアプローチも『となりの脅迫者』
2冊目は『となりの脅迫者――家族・恋人・友人・上司の言いなりをやめる方法』です。『毒になる親』のスーザン・フォワード氏が著者です。原著は『世界の心理学50の名著』に選出されています。
この本ではモラハラ攻撃を「心理的な脅迫」に例えています。本の前半では脅迫のメカニズムや脅迫者・被害者の人物像などを解説しています。後半では心理面と行動面の双方から、被害者が脅迫に対処する方法を学びます。
相手や自分を理解することで、ある種の安堵感や納得感が得られると思います。相手や自分の心理に関する説明はピカイチです。
よろしかったらレビューをご覧ください。
より戦闘モードの方へ『他人を攻撃せずにはいられない人』
モラ夫を相手に怯えているわけではなく、むしろ怒りを感じている方も多いと思います。あるいはご自分がDVやモラハラの被害者だとは思わないが、理不尽な夫がいるかもしれません。そのような方にお勧めするのが『他人を攻撃せずにはいられない人』です。
この本では攻撃される人を、かよわい一方的な被害者として扱っていません。「やられたらやり返したいという欲望を抱くようになるのも無理はない」と著者は理解を示しつつ、「相手に勝つためのものではない」と断り書きを入れて対処法がズバズバ書いてあります。途中で「ほめられたやり方」ではないものも登場します。
なお、この『他人を攻撃せずにはいられない人』も増刷を重ねているベストセラーです。ご一読ください。
この本のレビューもぜひご一読ください。
まとめ
モラハラ攻撃を軽減したり、自分の意識を変えたりすることを目的とした本がある
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