モラハラ夫・DV夫に読ませる本2選

過去の私
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 くっそモラハラ夫に読ませて改心させられる本はないかな?

今の私
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 モラハラ夫・DV夫が読んだらいいな、と思う本はある。

 ただ、読んだだけでモラ夫が改心するような、魔法の本はない。良くて、ほんのちょっぴり気付きが得られるくらいじゃないかな。

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本の選定基準       

 モラハラやDVの被害者に大人気の良書をモラハラ夫やDV夫は読むでしょうか? 例を挙げるなら『離れたくても離れられないあの人からの「攻撃」がなくなる本』(レビュー)とか、『カウンセラーが語るモラルハラスメント――人生を自分の手に取りもどすためにできること』(レビュー)とか。

 無理無理無理無理無理! あり得ない! そもそも手に取らない。チラ読みしたとしても、耳が痛いどころか、自分が責め立てられている、人格否定・完全否定されていると思って終わり。

 さて、この記事では、モラハラ夫やDV夫でもなるべく読み進めやすいように、加害者が読むことを前提とした本を選びました。被害者に向けた本は数多いですが、すべて選定対象から除外。加害者への配慮抜きで書かれた内容が、加害者を刺激する恐れがあるためです。

 ただし、比較的マイルドなDV本であっても、妻に差し出された本をモラハラ夫・DV夫が素直に読みっこないですよね。本を渡す前に、きちんと戦略を練ることをお勧めいたします。

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おすすめの本 2選

 私はかつて「くっそモラハラ野郎!」と声を荒げつつ、モラハラ本をモラ夫に投げつけました。まあ、読ませるのは失敗に終わりました。今はすっかりモラ夫の改心をあきらめて、別居・離婚済みです。

 ここではご参考までに、私が今になって冷静になって考えた「DV夫・モラハラ夫に本を読ませる戦略」も、本と併せて提案します。つまり、どういうシチュエーションで、どんなセリフを言ってヤツに渡すのか。お宅のモラ夫・DV夫に合わせて、適宜、戦略を立ててくださいね。

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モラハラ・DVとは別の切り口で対処法を提案する本

 まず1冊目に『パーソナリティ障害――いかに接し、どう克服するか』(レビュー)を推薦します。この本では「困難を抱えている人(例えばDV夫・モラハラ夫)」と「周りの支援する人(例えば妻)」という構図で対処法を提示しています。

 モラハラ・DVを切り口にした本だと、どうしても夫婦を加害者と被害者という対立した関係で見ることになります。それを避けるために、この本を選びました。

 なお「モラハラ」という用語の認知を飛躍的に高めた本『モラル・ハラスメント――人を傷つけずにはいられない』(レビュー)の中で、著者はモラハラ加害者を「自己愛的な変質者」と表現しています。加害者に自己愛性パーソナリティ障害っぽさが認められるためです(注:真正のパーソナリティ障害とは言っていない)。

 この『パーソナリティ障害――いかに接し、どう克服するか』では、病院で正式にパーソナリティ障害と診断された人ではなく、むしろ病院なんかに行かずに生活しているパーソナリティ障害っぽい人を対象にしています。エピソードの中には機能不全家族も登場。きっとDV夫やモラハラ夫に思い当たる記述があるはず。

 巻末には全10種類のパーソナリティ障害(境界性、自己愛性、演技性、反社会性など)について、簡易的に自己診断できるチェックリストつき。モラハラ夫だって、占い気分で楽しめるかも?

 では、この本をDV夫・モラハラ夫に読ませるには、どうしたらいいでしょうか。今の私であれば、モラ夫が家庭外の誰かの文句・悪口・罵詈雑言を口にするタイミングまで待ちます。そして「そういう人が、この本に出ていたよ」と、モラ夫様のことを心配している体で本をご紹介。もちろん心の中で「私は女優」「私は女優」と唱えながら。

 うまくいけばモラ夫のほうから「貸して」って言うかも。言わなければ深追いせずに、いったん目に付く場所に本を放置。そのうち手に取りやがれ、って気長に待ちます。

 ぜひ本の内容をご確認ください

パーソナリティ障害――いかに接し、どう克服するか

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男性著者が男性加害者に語りかける本

 続いて2冊目として『ドメスティック・バイオレンス 新版――男性加害者の暴力克服の試み』(レビュー)を挙げます。

 日本で最初に加害者向けの脱DVプログラムを整備・実施した男性カウンセラーがこの本の著者です。男性加害者に、受け入れがたいことを言うがどうか聞いてほしい、と本の中で語りかけています。DV夫・モラハラ夫のジェンダー観は男尊女卑の傾向があるので、男性の著作を選びました。

 また、これは書籍というより、むしろ小冊子。本の薄さ5㎜くらいです。一通りの内容に触れているものの、読み終わるまであまり時間を要しません。

 なお本のサブタイトルに「暴力」とありますが、本の中では身体的な暴力だけでなく、言葉の暴力(モラハラ)や性的な暴力なども扱っています。

 私が思うに、この本をモラハラ夫・DV夫に渡すベストタイミングは、ハネムーン期 突入時。嵐の直後に、夫が「ごめん、もうしない」などと上っ面の反省の弁を垂れているときです。「あなたが怖いから、この本を読んでほしい」「読んでくれたら許す」とか言います。

 そのせいで再び夫が激高しそうな気配だったら、その場はあきらめます、いったん。そして他の人から渡してもらうシナリオを考えます。たとえば実家の父とか、相談先の相談員(相談体験)とか。本は私からではなく、その人からのプレゼントということにしてもらいます。

 本の内容が気になる方は、ぜひご一読ください

ドメスティック・バイオレンス 新版――男性加害者の暴力克服の試み

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 なお、このサイトでは「毒親に読ませる本3選」という記事で、毒父としての夫に妻が読ませる本を提案しています。もし、お子様がいらっしゃるようでしたら、ぜひ併せてご確認ください。DV夫の言動のうち妻よりも子供に対するもののほうがまだ改善させやすい、という記述が、なんかの本のどこかにありました(← 思い出せない)。毒親本が夫に気付きを与えられるかもしれません。

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まとめ

この記事で取り上げた書籍
  • おすすめの本
  • その他の本
    • 離れたくても離れられないあの人からの「攻撃」がなくなる本
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    • カウンセラーが語るモラルハラスメント――人生を自分の手に取りもどすためにできること
        [Amazon] [楽天] [レビュー]
    • モラル・ハラスメント――人を傷つけずにはいられない
        [Amazon] [楽天] [レビュー]

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プロフィール

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 ある日、私は2人の子供を連れて、モラ夫から逃げて別居しました。私自身と子供を守るためです。

 私は年間100冊程度の本を読んでいます。好きなジャンルはファンタジーですが、多読しているのは実用書です。

 このサイトを訪れた方が、少しでも生活を改善したり、気持ちを前向きにしたりする情報を得られたら幸いです。

望木 幸恵

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