
DV夫から逃れて離婚しましたが、同居当時の影響なのか、いまだにツラさを感じています。

そのような方は結構いらっしゃるようで、対象にした本があります。2冊ご紹介します。
おすすめの2作
別居すれば心理的な問題はすべて解決。解放感でいっぱいに――というわけではなく、引き続きツラさを感じる方も結構いるようです。DVから逃れた後の方を対象にした本が発行されていることが、その査証です。この記事では2冊ご紹介します。

私自身も別居して落ち着いて考えられる時間・環境を得られたからこそ、ぐるぐると無為な思考を巡らせてしまいました。特に離婚調停や離婚裁判の期日が近づくと、モラ夫がやった、あんなことやこんなことが頭に!
目標はモラ夫のことを忘れるか、せいぜい知り合いでもない誰かレベルまで気にしないようになることです。
心の傷を癒すワークブック
まず『傷ついたあなたへ』を挙げます。この本はDVの被害者の回復を手助けする団体が書きました。DVの種類やメカニズムなどに関する解説の後、回復するためのワーク(作業)を行う構成になっています。DV本・モラハラ本は一般に優しい文体・表現になっていますが、この本はとりわけ顕著です。
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実例を扱ったカウンセラーが書いた本
続いて『モラハラ環境を生きた人たち』を紹介します。著者はカウンセラーです。モラハラに気づいてから別居するまでを扱った本は多いが、別居後あるいは同居決断後の方に向けた本は少ない、という問題意識からこの本を上梓。別居後につらい思いをしているクライアントの方のエピソードも出てきます。それだけで「自分だけではなかった」と、ある意味気が楽に。
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