
娘(高学年)が調査官調査を面倒くさがっているというか、嫌がっているんだけど……。

得体が知れずに怖いのかも。
自分の意見・意志を、裁判所に聞いてもらうチャンスではあるんだけどね。
子供への説明に使える本があるよ。
うちの場合
別居後に父親と裁判所で離婚について話している――このことを、私(母親)は子供たちに簡単に説明していました。しかし娘(小学校 高学年)に調査官調査について告げると、拒否反応が……。私も同席した上での、我が家での調査はともかく、裁判所に出向いて調査官と1対1で面談することを、ことのほか嫌がりました。
日にちをかけて話しているうちに、その理由が分かってきました。
- 毒父(私にとってはモラ夫)に会うのが怖い ← 娘の勘違いで、毒父に会うことはない
- いつどこで誰に会って何をするのか、さっぱりイメージできない。未知のことに臨むのが怖い
- 面倒だから、大人の話し合いで済ませてほしい。「離婚は子供には関係ない、ってお母さんは言っていた!」
そんなわけで、私は娘の誤解を解いたり、関連の記述がある本を示したりしました(次のセクションで詳述)。
さらに、その後にあった調査官の家庭訪問により、裁判所に行ったら「誰と」会うのかが娘に分かりました。また、その時に調査官が言った言葉――必ず子供が言ったとおりになるわけではないけれど、裁判所は子供の希望を叶えたい――に、だいぶ勇気づけられたようでした。
この辺りは体験談を公開しています。よろしかったら、ご覧ください。
私が頼った本2選
私が娘への説明に使った本を2冊挙げます(以下)。初めて渡して以来、娘が何度か開いているのを目にしました。
もっとも両方とも、調査官調査だけをメインで扱っているわけではありません。本のどの部分に調査官調査について書いてあるか、私が娘に示す必要がありました。
『だいじょうぶ!親の離婚』では本の最後にある「子どものための解説」にて扱っています。原著は米国で発行されましたが、訳者の家裁調査官が日本の離婚の制度を子供に文章で説明。面会交流やら親権やらの解説があります。
『こども六法』では「民法」の章に記載されています。『だいじょうぶ!親の離婚』のような直接的な記述はありませんが、こちらは図解入りで、子供がとっつきやすくなっています。
いずれの本も、調査官調査に限らず、親の離婚全般に関して、子供が知りたい情報が掲載されています。悩んでいるお子様がいらっしゃいましたら、ぜひご確認ください。
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