
せっかくだから快適に別居ライフを送りたいな。

誰でも快適に暮らしたいだろうけれど、シングル家庭という事情を加味して、おすすめの本を紹介するね。
私は子供2人を連れて元の家を出る形でモラ夫と別居しました。同様に新居で別居生活を送る予定の方に向けて、この記事を書いています。
別居には、通常の引っ越しと同様の手間に加えて、金銭の節約、子供の気持ちへの配慮、隠密行動が求められます。こうした点を考慮して、3作選びました。
おすすめの3冊
ロングセラー! シングルマザーに向けて書かれた実用書
まずは『シングルマザー生活便利帳(六訂版)』(レビュー)を挙げます。この本の情報を実際に活用するのは、早くても別居以降になりますが、事前に目を通すことで生活の算段をしやすくなります。
シングルマザーに対する公的な支援も民間の支援も、その情報を知った上で、こちらから手続きをしないと受けられません。そうした便利な情報がひとまとめになっていて、ページをパラパラとめくってすぐにアクセスできるのが、この本の良いところです。仕事など経済面での情報や、子供の預け先など育児面での情報が充実しています。
なおシングルマザーだけでなく、父子家庭向けの記述(行政の支援など)も、子供がいない方の離婚後の生活に役立つ情報(仕事など)もあります。
ぜひお手元に一冊。
世界中で大人気! 片づけの本
続いてこんまりさん(近藤麻理恵氏)による、世界中で大人気の『人生がときめく片付けの魔法』(レビューを読む)をピックアップします。この本を読んだことがある方や、読まずともメディアやSNSで見聞きしたことがある方は、たくさんいらっしゃるはずです。
元の住まいにあるものをきっちりと取捨選択して、新居にぴったり収めると、別居後になかなか快適に暮らすことができます。片づけ、整理整頓、断捨離などの本は数多ありますが、別居というシチュエーションには、この本が一番マッチします。その理由を3つ述べます。
- 別居時の物の流れと、こんまりメソッドの相性が良い
- 明るくアゲアゲな気分で片づけができる
- 収納グッズを新たに購入することは求めない(むしろ禁止)
たとえば、特定の部屋や収納場所を完璧に片づけてから次に移る手法は、別居時には使えません。こんまりメソッドは、家中一気にしかも「祭り」と称して明るく、不用品(ときめかないもの)を処分していくところから始めます。
よろしかったらご一読ください。
ベストセラー! 防災の本
私自身は別居当初に防災にまで気が回らなかったのですが、反省を込めて、『レスキューナースが教えるプチプラ防災』(レビューを読む)をご紹介します。怖がりの子供から指摘を受けて、今は新居の防災対策をしていますが、二度手間になりました。
防災と言うと、防災グッズを買ったり、水や食料をストックしたり、とお金がかかることが思い浮かびます。しかしこの本ではお金を使わない対策や、100均・ホムセンで買える代替品を紹介しています。たとえば、地震のときに身の危険が少なく、しかも地震後の片づけが不要またはラクチンな、家具の配置や物の収納方法を教えてくれます。
【追記】(2021年1月19日)
コロナ禍に見舞われている2020年秋に、新たに『レスキューナースが教える新型コロナ&防災マニュアル』が発行されました。感染症対策が載っています。併せてご確認ください。
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