大掃除の仕方ビフォー・アフター――モラハラ別居を機に一変しました

 モラハラ夫との別居(家出)を境に、我が家のお正月準備の風景が大きく様変わりしました。この記事では大掃除について取り上げます。文中のモラ夫や姑には「元」が付きます。

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別居前は私ひとりで大掃除

 別居前の家族は私、モラ夫、小学生の長女、保育園児の長男の4人。当時、大掃除をするのはもちろん私一人。

  • モラ夫 → 自分が家事をするなんて想像したこともない
  • 長女 → モラ夫の指令で朝から晩まで受験勉強。モラ夫が張り付くか、モラ夫不在でも細かい進捗確認がある
  • 長男 → 戦力外

 子供が生まれた後は、私が決めた大掃除の日に、子守り要員として母(子供の祖母)が登場。子供と近場の公園で遊んだり、ちょっとした買い物に連れ出したりしていました。

 別居直前こそモラ夫は長女に依存して過干渉で囲い込んでいましたが、娘が幼い頃は無関心(いっしょにいると、得るものより与えるもののほうが多かったからでしょうね)。結果、年を追って母の相手は、長女ひとり → 長女&長男 → 長男ひとりと、変わっていきました。

 いやいや、おかしいですよね? 普通は大掃除なり子守りなり、夫がやるべきですよね? 母が来ると、モラ夫でさえ、さすがにマズいと思うようで……。いや、私の母を気遣っているわけではないですよ。一般常識に照らして、はたから見たら変だと気付くみたい。

 そうして、モラ夫はお茶を濁す程度に手伝う……、なんてことは、ただの一度もなく。仕事納めが済んだはずの会社に行ったり、誰かとの打ち上げに行ったりしていました。ちょうど母と顔を合わせないで済むように、ちゃんと時間を見計らって不在でしたよ。

 今、振り返ってみると、母に申し訳ない気持ちになります。こういうモラ夫の特権的な状況を作り出すのに、母を付き合わせてしまいました。

 長女が生まれた年の年末に母が子守りに来たのは、私の価値観ではアリだと思います。そこから徐々に静かに、おかしな方向へ。気づいた時には、毎年恒例で母が手伝いに来るような状況になっていました。

 母は当初は「初めての子育て大変ね」「年末のお仕事、大変ね」と、私もモラ夫もねぎらってくれました。その後、色んな場面を目撃するうちに、「モラ夫さんにもっとやらせなさい」と私に言うように。最終的には不本意ながらも私を手助けするために、そして子供たちを心配して、母は来てくれていたのでした。

別居の前年は、だ~れも大掃除をしなかった

 私は翌年の別居Xデーを決めた状態で、モラハラ家庭で最後の年末を迎えました。つゆほども大掃除をする必要性を感じられなかったので、このときは大掃除をしませんでした。母を年末に呼び寄せることもなかったです。

 掃除をやらねばと思いつつ手が動かない、とかではありません。なんで私が一人でやらなきゃいけないんだ、と反発する気持ちでいっっっぱいでした。モラ夫が手を動かさないのでムカつくのはもちろんのこと。それよりも、モラ夫のせいで長女が大掃除に参加できないことに納得がいきませんでした。

 モラ夫曰く、長女が自主的に勉強したいのに邪魔するな! 実際は「(モラ夫=父親の)言いなりになっちゃう」と、長女が私にこっそり打ち明けていました。子供部屋に仕掛けておいたボイスレコーダーで、巧妙に勉強する約束をさせられていることも確認。『ルポ教育虐待――毒親と追いつめられる⼦どもたち』(レビュー)にあった、以下のやり取りにそっくりでした。

親の怒りを正当化する「約束」
 (略)
 たとえばテストで悪い点をとってしまったとき、その成績を見ながら親が説教をたれる。その場では激高しない。「どうしてこうなったと思う?」「これからはどうする?」などとあくまでも冷静に、原因と対策について話し合う。
 ヘビににらまれたカエルのような状態の子どもは、今までの反省点と改善策を話す。「具体的にはどうするんだ?」と親はさらに問いつめる。たとえば「これからはテレビゲームをやる時間を減らして、毎日3時間勉強する」などと、子どもは応対するしかない。ほとんど誘導尋問であるが、こうやって子どもは約束させられる。

 でも私がモラ夫に意見したら、苦境に陥るのは私ではなくて娘です。手も足もでない状況でした。

 年末の大掃除をスキップしただけでなく、普段の掃除もおろそかになっていたので、お正月なのに自宅は我が人生最悪の荒れ具合でした。当時、我が家をチラ見した姉は、母にこう言ったそう。「お母さんの家(古い)の汚れは黒いけれど、幸恵(私)の家の汚れは白い」。実家には積年の汚れが、また我が家にはホコリが蓄積していたのを表現したようです。ウマい! けど、ヒドい!

 言い訳するなら、共用部分にまでモラ夫の私物が溢れていたんだもん。趣味で集めたものとか、脱ぎっぱなしの服とか、読みっぱなしの雑誌とか、宅配便の箱に入ったままのなにかとか。昔々は片づけたり、せめてモラ夫の部屋に放り込むくらいはしたけれど、もうすっかりイヤになっちゃった。

 モラ夫はしつこく怒ったけれど、「なんであなたの私物を私が?」の一点張りでいきました。見かねた姉がモラ夫の私物を片付けそうになったときは、止めました。結局、別居するまで、そのまんま。ヤーイ! ヤーイ!

大掃除は家族みんなで!別居後の恒例行事

 ズボラな私は、成長した子供たちが、我が家の家事を分担することを夢見ています。お手本は、高校時代の友人夫婦。家事は当番制。1週間すべての家事を引きうけたら、次の1週間はお休みなんだとか。

 我が子たちも大人になったら、家を出るまでは3人でローテーションを回したい。それが子供の社会的、精神的な自立につながるとも考えています。そんなわけで、別居直後の不安定な時期は子供たちを甘やかしましたが、徐々に私の家事に巻き込んでいます。

 今年はコロナ禍で、母が助っ人に来なかったり、例年と違うこともありました。しかし、大掃除を家族三人でやるのは、我が家の新たな恒例行事です。ちょっとずつ小掃除もしていたんですが、どこかで大掃除の日を設けないと間に合いません。

 基本的には、私一人で掃除する場合と段取りを変えません。掃除を進めていく中で、子供ができそうなことを切り出して、それぞれに依頼。下の子(長男)が飽きたら、子守りは上の子(長女)が担当。長女もイヤになったら休憩時間。その後に、また大掃除に戻って来る。というサイクルです。

 私は子供の作業待ちになったら、長男の場合は手伝うこともありますが、他の作業に取り掛かって、とにかく進捗を図ることを優先します。

 子供のお手伝いのために準備を整える、ということはやっていません。作業効率が悪いですし、実際に私がやっている方法と違ったりするためです。

 また子供の作業の仕上がり具合がよろしくなくても(大抵そうです)、手直しせずに次の作業に進みます。そんなに時間をかけられないし、「キレいに掃除できたねー!」で済ませたほうが、子供がいっぱい掃除してくれます。長女は今では重要な戦力なんです。目に余るときは、子供が見ていない隙に、ちょこちょこっと。

 掃除のテクニックを披露するほど掃除上手ではないのですが、網戸掃除を例に、具体的な様子をご紹介します。網戸掃除の後に、母に「新品みたいにピカピカになったね」と褒められたことがあるんです。私はズボラで大雑把ですが、それなりにパワーが出るので力業ちからわざで解決しています。

  1. ドライバーを使って網戸を外して、網が地面に着くように置く。土の上は汚れるのでNG
  2. 私が水汲みを担当する
    1. 風呂の残り湯をおけやバケツにむ。この時、桶やバケツの外側は、濡らさないように注意
    2. 水入りの桶・バケツを2つずつ両手に持って網戸に向かう
    3. 空になった桶・バケツを風呂場に持ち帰る。以上を繰り返す
  3. 娘が網戸にザブーンと桶の水をかける。網が地面にくっついていると、水たまりの効果でほこりが落ちやすい。網戸の枠やさんにも水をかける。枠や桟の部分のほこりは、網戸全体を斜めにちょっと浮かせると、水と共に流れていく。かたまりが気になったら、歯ブラシか何かで軽くこする
  4. 特に乾かしたりせずに、網戸を所定の位置に戻す

 これは、特別な掃除道具や洗剤も必要なく、短時間で終わります。ただ母は「私はできない」とも言いましたけれど。


 今年(2020年)の投稿はこれが最後です。記事を読んでくださいましてありがとうございました。

 このサイトを訪れる方の困難が、来年は和らぐことを願っております。良いお年をお迎えください。

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まとめ

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 ある日、私は2人の子供を連れて、モラ夫から逃げて別居しました。私自身と子供を守るためです。

 私は年間100冊程度の本を読んでいます。好きなジャンルはファンタジーですが、多読しているのは実用書です。

 このサイトを訪れた方が、少しでも生活を改善したり、気持ちを前向きにしたりする情報を得られたら幸いです。

望木 幸恵

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