本『幸せをつかむ「4つの地図」の歩き方』のレビュー

おすすめポイント

★★★★★

理想のライフスタイルを実現する方法を伝授する本自分のやりたいことが明確になり、それに向かって行動もできる。

毎日描く地図(イラスト)の視覚効果を利用。

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レビュー

 これは、自分の理想とするライフスタイルを実現するための本です。実現方法がとってもユニーク。4種類の「地図(イラスト)」を用います。イラストという視覚効果を活用している点が、画期的な本です。

 著者は米 経済界の大物のロバート・アレン氏。多数の著書を持ち『ロバート・アレンの実践億万長者入門――生涯続く無限の富を得る方法』なんて、タイトルのものも。この『4つの地図』だけだいぶ毛色が違うように感じますが、経済面は「外面の豊かさ」、心理面は「内面の豊かさ」として扱われています。

 理想のライフスタイルを手に入れるには、まずもって自分の価値観が明確でなければなりません。どういう生活が理想なのか? 何がやりたいのか? 何を望んでいるのか? 著者は「これから一緒に考えてみましょう」と語りかけて、地図というツールや、考えるためのきっかけやヒントを提供しています。

 いったん地図が完成したら、日々その地図を描き続けることで行動につなげます。

 1日目は自分の考えや気持ちを確認するのに時間がかかります。2日目、3日目も地図の中のしっくりこない部分を手直しする時間が必要かも。しかし、自分の理想のライフスタイルが明確になり、地図を描くのに慣れれば10~15分くらいで終了します。

 地図にはニコちゃんマーク並みにシンプルな「悲しい顔」と「笑顔」を描きます。「悲しい顔」と「笑顔」は、以下をイメージするものです。

 悲しい顔は、あなたが人生の明確な夢を持っていないことを表現しています。

(略)

 これは、あなたが何をやりたいかがわからず、制限されている状態を表現しています。人生における明確な夢がなければ、あなたは、事実上閉じ込められているのと同じです。自分自身の恐れ、もしくは他人に対する恐れや他人からの抑圧によって閉じ込められた人質です。そしてあなた自身の夢やビジョン実現のためではなく、誰かのために働いている状態です。

 今度は、笑顔のほうを見てください。

 その人は、理想のライフスタイルの中で生活をしています。

私

 私はモラハラ夫に悩んでいる頃に『4つの地図』を手に取りました。

 この本は、モラハラの被害者を念頭に置いているわけではありません。しかし「悲しい顔」の説明は、身に覚えが……。

 私はこの本を読んだ後から自分の4つの地図を手帳に描き続けています。絵のおかげで、自分の価値観をイメージしやすかったですし、忘れないでいられます。ただし著者が推奨する「毎日」描く方法ではなく、毎週末に1回だけ。それ以外の日は直近に描いた地図を参照しています。

 ちなみに、私のやりたいことの第一は「子どもたちを健全で自立した人間に育てる」です。侵害されていたことを、強く願いました。モラハラ夫との別居の前後で変わっていません。

 この本の手法は「最新の神経科学に裏打ちされています」とのこと。その上、「一見馬鹿げているように感じるかもしれません」と著者が断り書きをいれるほど簡単です。自分がやりたいことを知りたい方は、ぜひこの本を読んで、4つの地図を描いてください

 なお著者は学生時代に、スティーブン・R・コヴィー博士(世界的なベストセラー『7つの習慣』を記す)に師事していました。『4つの地図』でも『7つの習慣』を明示的に引用したり、あるいはコンセプトを踏襲しています。『7つの習慣』ファンの方にもおすすめです。

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まとめ

要約

自分の理想とするライフスタイルを実現する方法を伝授。「4つの地図(イラスト)」という視覚効果を利用。実践することで、自分の理想が分かる。行動につながる。

評価(お役立ち度)

★★★★★ (実際に手帳に地図を描いている)

基本情報
  • タイトル:幸せをつかむ「4つの地図」の歩き方  [Amazon] [楽天] [レビュー]
  • 著者:ロバート・G・アレン
  • 監訳者:稲村 徹也、丸山 拓臣
  • 発行所:フォレスト出版
  • 発行日:2018年7月2日

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プロフィール

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 ある日、私は2人の子供を連れて、モラ夫から逃げて別居しました。私自身と子供を守るためです。

 私は年間100冊程度の本を読んでいます。好きなジャンルはファンタジーですが、多読しているのは実用書です。

 このサイトを訪れた方が、少しでも生活を改善したり、気持ちを前向きにしたりする情報を得られたら幸いです。

望木 幸恵

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