モラ夫がいた正月(別居前)

 明けましておめでとうございます。2021年の最初の記事です。このサイトを訪れた方の一年に、安らぎや癒しが訪れることを願っています。

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別居前の正月の過ごし方

 毎年、正月は家族4人(私、小学生の娘、保育園児の息子、モラ夫)で自宅で迎えていました。モラ家庭では正月と言えども、爪の先ほども華やいだ気持ちになれません。うつうつ、ピリピリしながら、テレビの中の楽しそうな人々を眩しく眺めていました。

 子供たちも普段なら小学校や保育園で息がつけるところ、正月は24時間逃げ場なし。『DV・虐待にさらされた子どものトラウマを癒す――お母さんと支援者のためのガイド』(レビュー)にあった、以下の状況に陥っていました。

 父親の思いどおりになっている限り、家はまあまあ平穏だけれど、望みどおりのものが手に入らなくなったり、家族のだれかが歯向かったりした途端に状況は一変し、母親あるいは家族全員が心理的または身体的に傷つけられる危険にさらされるということが、子どもにもしだいにわかってきます。

 たとえば、我が家のモラ夫(←教育虐待野郎)は正月でも、娘の年齢・性格・能力に見合わないほど長時間の勉強を娘に期待していました。また勉強以外のわずかな時間も、娘が自由になれるわけではありません。ゲームをするにもお菓子を食べるにも、モラ夫の部屋に行くことをご所望。

 モラ夫のセリフ的には「期待」「希望」でしたが、娘にしてみたら「強要」でしょうね。

 かと言って、娘が父親(=モラ夫)になにか主張できるわけがありません。私がモラ夫に意見すると、モラ夫の不機嫌の矛先が私ではなく娘に向かってしまいます。どうしたら、いいんだ!?

私

 いや、重苦しいネタならたっぷりあるが、新年一発目の記事で書き連ねるのってどうなの……?

 以降は、家庭内の不健全な雰囲気を和らげるのに成功した体験をご紹介することにします。

 基本的には、なるべく家族4人では過ごさないようにしました。本当はモラ夫だけで、どこへでも行ってほしかったんですが、なかなかチャンスがなく……。他者を巻き込んで、「家族+誰か」にすることで、モラ濃度を下げました。

 モラ夫のモラモラな部分を知られるのは恥だという思いもありましたが、私は親兄弟やママ友に我が家の状況をちょっと打ち明けていました。軽めに伝えたんですが、彼らはモラ夫のヤバさを認識。私や、それよりも子供たちのために助けてくれました。

 具体的にいくつか紹介します。

  • 母が我が家に滞在する(モラ夫が大声で怒りづらい状況になる)
  • ママ友宅に一家で招待を受ける(モラ夫が良い人に変身)
  • 姉家族が映画にいく際に、余分のチケットがあることにして子供だけ連れ出す
  • パパ友がモラ夫を外飲みに連れ出す
  • モラ夫の実家へモラ夫だけで行かせた。上の子のちょっとした体調不良を大げさに表現して、やっと実現

 普通の家だったら、なんてことないできごとでしょうかね。当時の私や子供には、モラ攻撃を逃れたり、楽しい時間を過ごしたりするチャンスでした。

 モラ夫と自分・子供たちをなるべく引き離す無理だったら家族以外の人がいっしょにいるようにする、ことを画策するライフスタイルでした。

モラ夫のいない正月(別居後)

 ちなみに別居してからは、特段、画策することなく、普通に過ごせています。コロナ禍でも、モラ夫のいない正月のほうが我が家はずっと落ち着いています。

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まとめ

ライフスタイル
  • モラハラ・ライフスタイル(別居前のライフスタイル)
    • お正月などの長期の休み期間は、モラ夫が不在になるように画策する
    • それが無理なら、家族以外の人がいっしょにいられるように算段する
この記事で取り上げた書籍
  • DV・虐待にさらされた子どものトラウマを癒す――お母さんと支援者のためのガイド
      [Amazon] [レビュー]

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プロフィール

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 ある日、私は2人の子供を連れて、モラ夫から逃げて別居しました。私自身と子供を守るためです。

 私は年間100冊程度の本を読んでいます。好きなジャンルはファンタジーですが、多読しているのは実用書です。

 このサイトを訪れた方が、少しでも生活を改善したり、気持ちを前向きにしたりする情報を得られたら幸いです。

望木 幸恵

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