警察署 生活安全課に行ってみた(前編)――捜索願不受理届を出したら困ったことになった

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「捜索願不受理届」とは

 「捜索願不受理届」とは、自分(や子供など)の捜索願を警察が受理しないように求める手続きで、警察署の生活安全課が窓口になっています。DVの加害者やストーカーから身を隠したいなど、正当な理由が必要になります。

 警察は捜索願を受理しても、誘拐が疑われるような深刻なケースは別にして、基本的に捜査は行いません(そのため「捜索願」という名称は「行方不明者届」に変更されている)。しかし、職務質問などで行方不明者にたまたま行き会った場合には、捜索願の提出者にその旨連絡がいきます。こうした事態を避けるために、そもそも捜索願を受け付けないように求める手続きが「捜索願不受理届」です。

体験談(前半)

 私(モラ夫持ち)は子供2人を連れて別居(家出)する準備を隠密裏に進めていました。ある天気の良い日に、「捜索願不受理届」の手続きをするために、地元の警察署を訪れました。そうするようモラハラ離婚の本にも書かれていますし、サポートを受けていた弁護士や、他の専門家の方にも言われていました。

 警察署の受付経由で生活安全課のフロアに行くと、刑事が1人待っていました。「捜索願不受理届」の手続きは書類を1枚書いて終わりというわけではなく、正当な理由があることの確認が行われます。私は、うちのモラ夫が私や子供に対してやったあんなことやこんなことを伝え、別居当初にDVシェルターに行く予定があることを告げました。警察は私の言説の裏付けを取るために、他の機関に照会をかけていました。私は公的な支援をいろいろと受けていたので、警察が照会する先がたっぷりありました。そのために家庭という閉鎖空間の中の問題でも、私の言い分を認めてもらえたようです。

 多少時間はかかったものの捜索願不受理届の手続きは滞りなく終わりました。しかし、ほっと一息ついたのもの束の間のことで、私は困った事態に陥ります……。

 なんと刑事が、今日これから子供本人に虐待について聞き取り調査を実施したい、と言うんです。ついてはいったん帰って、子供を連れてまた警察署に戻ってきてほしい、と。児童虐待が疑われるケースでは必ず、しかも速やかに子供に聞き取り調査をしなければならない、ということでした。

 そんなことは勘弁してほしい理由が、私にはありました。

  • 夫にも子供にも別居の計画を伝えていないので、別居直前に刺激してほしくない
  • 母子3人での外出は不可能。モラ夫には受け入れらないことだったので、実際に数ヶ月、そのような機会を得ていない
  • 子供は自分が虐待されているとは思っていない(大人でも配偶者からのDV・モラハラに気付きにくいのに)。そもそも虐待という単語も知らない

 すでに児童家庭支援センターの相談員が子供にも夫にも会っているので、そちらに問い合わせるようお願いしましたが却下されました。警察官(刑事?)が直接子供に確認しないとダメだそうです。

 どうしても子供に会わせたくない私と、どうしても子供に会いたい警察との間で、話は折り合いませんでした。私の反応は警察側のストーリーに沿っていなかったようで、徐々に圧が増してくるのを感じました。当初は応対する刑事は1人だけでしたが、彼が部屋の出入りを繰り返す度に、刑事の数が増えていきました。また、部屋にひとり残されたときにふと周りを見渡すとマジックミラーやカメラが目に留まり、取調室に案内されていたことに気づきました。

 中にひとり、高圧的な刑事(年配)がいました。私が子供を連れてこないなら、警察官(刑事?)が小学校に出向いて娘と面談する、と言うんです。娘が友達らから一人だけ引き離されてて、ガタイのいい警察官に囲まれて根ほり葉ほり聞かれている様子が、私の頭の中に思い浮かび、絶対にそんなことはさせられないと思いました。


 後編に続きます。

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この頃に役立った本

 私は離婚調停を起こす心積もりでいたので、この頃は離婚を有利に進めるための本を読んでいました。繰り返し開いていた本は『キッチリけりがつく離婚術』(レビュー)です。この本には、調停で使える証拠について詳細に書かれています

 モラ夫の家に住んでいる間に、そしてモラ夫が完全に油断している間に、集められる証拠はすべて集めておこうと考えていました。当時撮った証拠写真は、数百枚あります。

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プロフィール

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 ある日、私は2人の子供を連れて、モラ夫から逃げて別居しました。私自身と子供を守るためです。

 私は年間100冊程度の本を読んでいます。好きなジャンルはファンタジーですが、多読しているのは実用書です。

 このサイトを訪れた方が、少しでも生活を改善したり、気持ちを前向きにしたりする情報を得られたら幸いです。

望木 幸恵

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