本『鴻上尚史のもっとほがらか人生相談――息苦しい「世間」を楽に生きる処方箋』のレビュー

おすすめポイント

★★★★★ 大人気!

鴻上尚史氏が、雑誌の読者から寄せられた人生相談(27件)に答える。実践可能な具体策を鮮やかに提示する。

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レビュー

 この本は『鴻上尚史のほがらか人生相談――息苦しい「世間」を楽に生きる処方箋』の続刊です。タイトルに「もっと」が追加されました。前刊のレビュー記事に本の位置づけなどを記載しています。よろしかったら、ご覧ください。

 本作でも、演出家(演劇)&作家の鴻上尚史氏が、一問一答形式で、人々の多岐に渡った人生の悩みに実践的な対応策を提示しています。このサイトの主題である家族の悩みに関する相談も扱っています。いくつかご紹介します。

  • 相談1 母の彼氏が嫌いです。私に彼を受け入れてほしいと願っている母に、どう関わっていけばいいでしょうか(22歳・女性)
  • 相談7 高校2年のとき、勝手にアニメグッズを捨てた親への怒りが53歳になってもおさまりません(53歳・男性)
  • 相談13 決断したがらず、選ばなかった選択肢に未練を抱き、私の判断を非難することもある妻に困っています(30歳・男性)
  • 相談21 夫にずっと無視されています。離婚したほうがいいと思いますが、自活できるほどの稼ぎもありません(52歳・女性)
  • 相談26 夫は世の中全てに対して文句ばかり。最近は限界を感じています(51歳・女性)
  • 相談27 私が妊娠中に夫が浮気していたとわかり、夫への復讐ばかり考えてしまう自分がいます(38歳・女性)

 ここで挙げたケースから分かるとおり、相談内容はまったくもって「ほがらか」ではありません。他に仕事や恋人・友人などに関わる相談もありますが、同様になかなか深刻だったり、沈痛な感じがしたりします。「この問題に対応策なんかあるの?」と疑問が生じることも。しかし、鴻上氏は見事な回答を連発しているんですね。具体的に、次の一手が分かるところが素晴らしいと思います。

 そして著者の建設的な考え方は、人生の諸問題(本に載っている相談と別の悩みであっても)に向き合うときに大いに参考になります。ぜひご一読ください

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まとめ

要約

鴻上尚史氏が、雑誌の読者から寄せられた人生相談(27件)に答える。実践可能な具体策を鮮やかに提示する。

評価(お役立ち度)

★★★★★ (人生の問題に対処するための考え方が参考になる)

基本情報
  • タイトル:鴻上尚史のもっとほがらか人生相談――息苦しい「世間」を楽に生きる処方箋
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  • 著者:鴻上 尚史
  • 出版社:朝日新聞出版
  • 発行日:2020年5月30日
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 ある日、私は2人の子供を連れて、モラ夫から逃げて別居しました。私自身と子供を守るためです。

 私は年間100冊程度の本を読んでいます。好きなジャンルはファンタジーですが、多読しているのは実用書です。

 このサイトを訪れた方が、少しでも生活を改善したり、気持ちを前向きにしたりする情報を得られたら幸いです。

望木 幸恵

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