私のヒザと腰の痛みについて
私の膝痛や腰痛のそもそものキッカケは、若いころの怪我にあります。ジャンプして体勢を崩しながら着地した際に、右ヒザをグキっとやっちまいました。この時はすぐに治りました。時を経て、まさかこんなに悩ましくなるとは……。
普段は何ともありませんが、ふとした拍子にギックリ膝(?)になります。たとえば、高さのある踏み台の上から、何の気なしに下りたとき。右足が着地して体重がかかった瞬間に、ヒザが揺らいで、気付いたら床に転がっていました。激痛ぅぅぅ!
年齢と体重が増すにつれて、ギックリ膝(?)の頻度は高まりました。またヒザだけでなく腰もギックリいくように。さらには重症化し、治るまでの期間が長引き……。最悪のときは、ヒザも腰も同時に痛み、日常生活が送れません。子供の世話もままならず、母や姉を頼らざるを得ず。
私が痛みでいっぱいいっぱいのタイミングで災害が起きたら、子供たちを守ったり安心させたりできるのか? そんなことを考えると、ゾッとします。モラハラ夫との別居後、我が人生最悪の膝痛&腰痛を経験し「シングルマザーたるもの、健康でいなくてはならん」と自分を戒めています。
お役立ちBOOK 3選
本当に痛いときにはプロ(医者)に頼りますが、そうでなければ自力で対処。痛みがないときは予防を、ちょっと痛いときには軽減を図っています。私が頼りにしている本を3冊ご紹介します。
腰痛&膝痛にズバっとアプローチ
まずは『ズボラでもラクラク! 腰痛・首こり・ひざ痛は99%自分で治せる』(レビュー)を挙げます。ヒザや腰がギックリする原理や、腰やヒザの構造、正しい姿勢がよーく分かりました。整形外科にかかると同様の説明があるのですが(さらっと)、この本のおかげで、ひとつひとつじっくりと確認が取れました。
また、痛みへの対策も納得! 理解した上で対処したほうが、モチベーションが維持できますし、体の動かし方なども効果的になりますよね。図解が盛りだくさんで取り組みやすかったです。
なお医者にも言われましたが、当然ながらヒザや腰にかかる重量が軽いほうが、つまり痩せているほうが負担がかかりません。この本にも「3kg太ると、ひざへの負荷は9~24kgも増す」って書いてある!
えーと、私は姉からジャバ・ザ・ハットとかマツコとか言われるほどのデラックス体型でして……。現在ダイエット中です。以下で経過を公開していますので、応援よろしくお願いします。
この本では、腰・首・ヒザの関節痛をまとめて扱っています。それぞれ連動していることが本にも書かれていますし、私にはその実感があります。同様に複数の箇所に痛みを抱えている方に、特におすすめいたします。
骨盤にアプローチ
続いて『骨盤教室』(レビュー)です。この本は腰痛対策の本ではなく、美容のための本です。本には「痩せる」「足のラインがまっすぐに」「太モモがスッキリ」「おしりプリッ!!」「生理痛軽減」「癒しフェロモン」といった言葉が躍っています。誌面はフルカラーで明るい! 整体の専門家が著しました。
どこにも「腰痛対策」「膝痛対策」みたいなオバサンっぽいことは書いていないんですが、効き目はすごかった!
通常の腰痛対策・膝痛対策の本では、腰痛・膝痛を予防する歩き方や立ち方、座り方を指南しています。こうした正しい姿勢をキープするには、その時々で意識をしてお腹やら内モモやら背中やらに力をいれ、視線に気を払わないとなりません。
しかし、この本に掲載されている体操を朝行うと、その日は無意識のうちに正しい姿勢を保てていたんです! たとえば、私は食器洗い中、お腹でシンクに寄りかかる姿勢でした。『腰痛・首こり・ひざ痛は99%自分で治せる』に悪い姿勢の一例として挙がっている、以下の状態です。
・腰が反り過ぎている
ねこ背とは逆に、背骨が反り気味になっている人がいます。お腹が突き出た姿勢です。(略)メタボでお腹が重くなっている人に多い姿勢です。
それが『骨盤教室』の「しめる骨盤体操」をした後は、ふと気付くとお腹とシンクが離れている! お腹や内モモに力が入っているんだ! 歩くときも、内モモの筋肉を使っていることや、ヒザ裏が伸びていることを実感! これらは腰痛や膝痛の対策として「良し」とされているものです。
ただし、私はこの本の全面的な支持者ではありません。掲載されている体操(というかセルフ整体?)を正しく行うのは簡単ではなかったです。すぐには効果を実感できませんでした。また理屈や理論が語られておらずイラっとしました。著者が「オンナって○○」と上から目線で画一化するのには、ムカっとしたり。
ただし効果は抜群で、この記事から外せませんでした。正しい呼吸と動きができたら、その後に未知の体験が待っています。ぜひお試しください。
筋肉にアプローチ
最後に『ストレッチ・メソッド――5つのコツで もっと伸びる カラダが変わる』(レビュー)を挙げます。「スロトレ」の石井先生と「筋肉体操」の谷本先生の共著です。
ヒザなり腰なりが痛むと、他のところにも影響が……。私はよく肩甲骨の裏側・首筋の辺りが凝ります。それを解消する目的もあって、ストレッチします。この本ではターゲットの筋肉や筋膜をよーく伸ばすために、必要な部位以外は動かさずに固定するように説いています。つまり、痛い部分を動かさないストレッチを選んで実践できるんです。
それ以外にも体に良い影響がありますし、ドタバタしないので場所も時間も選ばない運動として、ストレッチは優秀だと思っています。ご興味のある方は、ぜひお手に取って下さい。
まとめ
- ズボラでもラクラク! 腰痛・首こり・ひざ痛は99%自分で治せる
- 骨盤教室
- ストレッチ・メソッド――5つのコツで もっと伸びる カラダが変わる
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