
モラハラは他人に理解されにくいって言うけれど、離婚調停でどう証明すればいい?

どういう証拠が有効か、列挙している本があるよ。弁護士が書いた本だよ。
おすすめの本 1選
身体的暴力で傷を負ったなら診断書を。モラハラ(精神的暴力)を振るわれるなら音声の録音を――このようなことがネット上で言われています。では具体的に、何が有効な証拠となるでしょうか。
ここでご紹介する本『キッチリけりがつく離婚術』(レビュー)では、診断書や音声以外にも数々の種類の証拠を列挙。身体的暴力や精神的暴力(モラハラ)による離婚も、それぞれ章立てして論じています。この本を著したのは、日本の弁護士たちです。
離婚が頭をチラつく程度の方から、すでに別居後の方まで、役に立つ情報が得られます。
実際に離婚に向かうか分からないとしても、念のため証拠を確保しておいたほうが離婚時に有利になります。そのほうが相手が油断していて証拠を得やすいのと、モラハラやDVが行われた時期の証明になるためです。
また、すでに別居後の方にも有益です。DVやモラハラの証拠なんて考えられずに、別居に踏み切った方も多いでしょう。今さら相手がDV的な言動を行う機会がない場合でも、手持ちの情報の中から証拠になり得るもののヒントが得られます。あるいは、公的機関などから証拠を取得できるかもしれません。
離婚本は星の数ほどありますが、手続き、子供、お金など、どこに注目しているのかは本によって異なります。『キッチリけりがつく離婚術』では離婚調停に有効な証拠とはなんぞや、に重点を置いて解説しています。
発行日から年月が経っている本の場合、離婚制度が変わっているなどして、参考にしづらい部分があります。一方、この本は去年(2019年)発行されました。
モラハラ夫・DV夫との離婚に悩みそうな方、今まさに悩まれている方は、ぜひ内容をご確認ください。
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